羽毛に向き合うクリーニング
良い羽毛ふとんを、長く愛用するために。
必要なのは、ただ「洗う」ことではなく、「どう洗うか」という視点です。
私たちは、製品になる前段階である原毛(げんもう)に課される、厳しい世界基準の考え方を、ふとんのクリーニング工程にも取り入れています。
1. タンパク質を守る「35℃」という目安
羽毛の主成分は、髪の毛などと同じ「ケラチン」というタンパク質です。
タンパク質は、60℃を超えると構造が変化し、硬くなりやすいことが知られています。一方で、人の皮脂汚れは、30℃台半ばで溶け出しやすくなります。
原毛の精製工程では、こうした性質を踏まえ、30〜35℃前後の微温水による洗浄が行われています。
これは、
・人の皮脂汚れは、きちんと落とす
・羽毛のしなやかさを支えるタンパク質は、傷めない
という、羽毛にとって無理のない温度帯です。
ベッテンスタジオがクリーニングにおいても水温にこだわるのは、原毛基準の考え方を大切にしているからです。

2. 油脂分「1%前後」という考え方
羽毛の弾力や復元力は、ごくわずかな天然のワックス(油脂分)によって支えられています。
この油脂分は、品質評価における重要な指標とされており、IDFBや欧州規格 EN 1163では、油脂分の測定方法と評価基準が定められています。約1%前後は、洗浄と弾力のバランスが取りやすい状態として、ひとつの目安として扱われることが多くあります。
ベッテンスタジオでは、「この1%前後の油脂分を残しながら、不要な汚れだけを落とす」ため、低濃度・短時間で管理されたオゾン水洗浄を採用しています。

3. オゾン水洗浄という選択
── なぜ「汚れ」に優先的に作用するのか
オゾン水洗浄の特徴は、分子の安定性(壊れにくさ)の違いに基づいて作用する点にあります。
この性質を利用し、低濃度のオゾン水で短時間洗浄することで、羽毛本来の潤いを保ったまま、汚れだけを除去します。
| 比較項目 | 人の皮脂(汚れ) | 羽毛のワックス(潤い) |
|---|---|---|
| 化学名 | 不飽和脂肪酸・トリグリセリド | ワックスエステル |
| 分子の結合 | 二重結合が多く不安定 | 単結合が主体で安定 |
| 状態 | 酸化しやすい | 酸化しにくい |
| オゾンの反応 | 反応しやすい(分解されやすい) | 反応しにくい(分解されにくい) |
| 融点 | 約30〜37℃ | 約45〜60℃以上 |
4. 「残留薬剤」を残さないという考え方
一般的な漂白剤(次亜塩素酸ナトリウムなど)は、強力な反面、繊維に負担をかけ続けることがあります。オゾンは反応後、速やかに酸素(O₂)へと戻るため、理論上、洗浄成分が残留しません。
羽毛にも、側生地にも、余計なものをできる限り残さないこと。
それを、私たちは大切にしています。
| 比較項目 | 一般的な界面活性剤 | オゾン水(O₃) |
|---|---|---|
| 仕組み | 油を乳化させて溶かす | 酸化分解で結合を断つ |
| 油脂への影響 | 全ての油脂が除去されやすい | 安定した天然油脂は守る |
| 仕上がり | 脱脂状態になりやすい | 潤いを保つ |
| 残留物 | 洗剤成分が残ることがある | 反応後は酸素に戻る |
5. ダウンパワーを引き出す「低温乾燥」
洗浄と同じくらい重要なのが、乾燥工程です。
DITFなどの研究では、高温乾燥や過度な摩擦が、フィルパワー低下の要因になることが示されています。
低温で空気を送り込みながら、じっくり乾燥させることで、ダウンは本来の立体的な形状を取り戻しやすくなります。

私たちが目指すのは、「汚れを落としたその先」
清潔にすることは、もちろん大切です。
けれど、それだけをゴールにはしていません。
私たちは、汚れを落としながらも、羽毛ふとんの風合いや寿命を守り、長くご愛用していただくためのクリーニングを大切にしています。
そのため、本来は水洗いが不可能とされる繊維を、水で安全に洗い上げる特殊な技術ライセンスを持つ国内の専門工場と連携し、クリーニングを行っています。
よくあるご質問(FAQ)
羽毛ふとんを、しまう前に。春の衣替えとお手入れの話
春の気配を感じる頃、
洋服と同じように、ふとんにも衣替えの季節が訪れます。
冬のあいだ、毎晩そっと体を包んでくれていた羽毛ふとん。
しまう前にほんの少しだけ整えてあげることで、来シーズンも、変わらない心地よさで使い続けることができます。
春は、ふとんを「使わなくなる季節」ではなく、次の季節へ引き渡すために整える季節。
難しいことは必要ありません。
まずは、いまの状態をそっと見直すところから始めてみましょう。
まずはこれだけ。しまう前の基本のお手入れ
- [STEP 1]状態を見直す
- 収納前に一度、ふとんの状態を確認してください。
側生地に軽い汚れが見られる場合は、側生地の表面だけを、固く絞ったタオルでやさしく叩くように拭き取ってください。
このとき大切なのは、中まで濡らさないことです。

- [STEP 2]しっかり乾かす
- 収納前は、風通しのよい日陰で、中まで空気を入れ替えるように干しましょう。
軽く空気を含ませるだけでも、ふくらみが戻りやすくなります。

- [STEP 3]圧縮せずに収納
- 圧縮袋を使う方もいらっしゃいますが、羽毛にとっては、つぶれた状態が長く続くことになります。
通気性のある収納袋など、ゆったり収められるものがおすすめです。

- [STEP 4]湿気のこもりにくい場所へ
- 押し入れの中でも、床から少し高い位置を選び、必要に応じて除湿剤を添えてください。
※除湿剤を入れる場合は、羽毛ふとんに直接触れないようにご注意ください。

ほんのひと手間かけて整えてあげることが、羽毛ふとんを長持ちさせ、次の季節の心地よさにつながります。
毎年のクリーニングをおすすめしない理由
お客さまの中には、比較的短いスパンでの買い替えを前提に、毎年クリーニングに出される方もいらっしゃいます。
清潔に保ちたい。自宅で保管するよりも、安心して預けられる。
そのお気持ちは、とても自然なことだと思いますし、ひとつの方法でもあります。
ただ、ふっくらとした状態をできるだけ長く保ち、長くご愛用いただくことを前提にすると、私たちは毎年のクリーニングを一律にはおすすめしていません。
羽毛は、水分・摩擦・熱の影響を受けやすい素材です。
過度な洗浄や乾燥を繰り返すことで、本来の風合いが、少しずつ変わっていくことがあります。
また、クリーニングの目安は、その方の使い方、お手入れの頻度、体質、年代によっても変わってきます。
ですから「洗わない」という判断も、状態によっては立派なお手入れのひとつだと考えています。
クリーニングの最適なタイミング
以下のような場合は、クリーニングを視野に入れてみてください。
1、汗をかきやすい方(発熱などで一時的に発汗量が増えた場合も含む)
2、3-5年使用している
3、汚れ・におい・見た目が気になる
4、掛けカバーをつけずに使用している(または、使用しているがこまめに洗濯をしていない)
5、おふとんの膨らみが減った気がする
ベッテンスタジオでは、専門工場と連携し、羽毛への負担をできるだけ抑える方法で、クリーニングを承っています。
ただし、無理におすすめすることはいたしません。直営店の店頭でご相談いただいた場合は、「今の状態なら、陰干しだけで十分です」そうお伝えすることもございます。
それも私たちにとって大切な仕事のひとつです。
羽毛ふとんは「洗うかどうか」だけでなく、「どう洗うか」で寿命は大きく変わります。
ベッテンスタジオが大切にしている、羽毛に負担をかけない洗浄基準については、こちらのブログで詳しくご紹介しています。
▶︎ 「羽毛に向き合うクリーニング」
よくあるご質問(FAQ)
寒さは残るのに、寝具が「重暑く」感じ始めたら。
日中の陽光には、確かに春の気配が混じり始めました。
けれど、陽が落ちれば空気は一変し、寝室には真冬のような冷気が残る。
冬から春へと向かうこの時期の日本は、
立春を過ぎてなお、冬の名残とともに暮らす季節です。
春へ向かう気配と、冬の寒さが同時に存在する、いわば季節の過渡期にあります。
この時期、多くのお客様から寄せられるのが、
「真冬の羽毛ふとんが、なんだか重暑く(おもあつく)感じる」
というお悩みです。
寒くないわけではない。けれど、どこか寝苦しい。
その違和感の正体と、健やかに春を迎えるための
寝具の「調律」について、
少し立ち止まって考えてみましょう。
「重暑い」の正体は、寝床内環境の“わずかな誤差”
日本の春先は、一日の寒暖差が10℃以上に及ぶことも珍しくありません。
私たちの身体は、春の訪れを感じると、少しずつ代謝や体温調整のリズムを変え始めます。
一方で、夜の冷え込みは依然として厳しいままです。
この「身体の変化」と「外気温」のズレが、
寝具の中で「重暑さ」という感覚となって現れます。
・入眠時:手足から放熱し、深部体温を下げようとする
・深夜:真冬仕様の寝具が熱を閉じ込めすぎ、湿度が上昇する
・明け方:蒸れによる不快感で眠りが浅くなる、あるいは無意識にふとんを蹴って冷えてしまう
この不安定なサイクルを整えるために必要なのは、
寝具の全面的な衣替えではありません。
「いまの環境を、ほんの少し整える」という選択です。
衣替えの前にできる、「整え方」の選択肢
「衣替えするまでは、多少暑さを感じても仕方ない」。
そう考える前に、まずはどこに違和感が出ているのかを見極めてみましょう。
季節の変わり目を乗り切る調整方法は、ひとつではありません。
1、掛けふとんカバーを、起毛素材から薄手や綿素材へ
2、敷き毛布・ベッドパッドの保温力を見直す
3、枕まわりを、通気性のよい素材に替える
4、寝巻き(パジャマ)を、ワンランク薄手のものにする
5、毛布を外す、または薄手のものに替える
大切なのは、保温力を一気に下げることではなく、
「熱を逃がす通り道」をどこにつくるかという視点です。
温かさの“量”ではなく、“質”を変える
この時期、
「真冬ほどの寒さではないけれど、毛布を掛けないのは心もとない」
と感じる方も少なくありません。
そうした微調整が必要になる季節の変わり目に、
選択肢のひとつとしてお勧めなのが、
手軽にご使用いただけるフリースケットやスローケットです。
ベッテンスタジオのフリースケット《TEO(テオ)》は、
コットン30% × ポリエステル70%という混率を採用しています。
ポリエステルの軽やかな保温性を活かしつつ、
コットンの吸湿・放湿性によって、
寝床内の湿度がこもりにくい状態を意識した設計です。
重さは、シングルサイズで約750g。
一般的な毛布と比べても軽く、
やさしい空気のヴェールに包まれているような感覚が特徴です。
掛けたり外したりの調整がしやすく、
寒暖差のある夜が続く時期にも、無理なく対応できます。
寝室だけでなく、リビングへ持ち運んでひざ掛けとして使えるなど、
一年を通して、自然に出番が多くなる一枚です。
また、洗濯後の乾きが早い点も、
気負わず使える理由のひとつと言えるでしょう。
フリースケットのTEOの、 商品ページはこちらです→
季節の「間(はざま)」を整えるという選択
日本の四季は美しいものですが、
実はその移ろいゆく「間(はざま)」の時間こそが、
一年の中で最も長いのかもしれません。
冬のような春。
夏のような秋。
そんな名前のつかない季節の揺らぎに、
安心して頼れる一枚を探す時間も、
日本の気候ならではの楽しみです。
「重暑い」と感じたら、それは身体が春を待ち望んでいる小さなサインです。
冬の重厚なヴェールを一枚脱ぎ、
軽やかな調律を、始めてみてはいかがでしょうか。
よくあるご質問(FAQ)
毛布を重ねても寒い夜。寝床の見直し方
羽毛ふとんも、毛布も使っている。
寒さ対策はできているはずなのに、
それでも「寒い」と感じる夜があります。
とくに真冬の寝室では、眠りにつくときや、
朝方にふと目が覚めたとき、
寒さを感じることも少なくありません。
その寒さは「上」に掛けるものではなく、「下」に原因があることがあります。
盲点は「下」にある。冷えの正体は物理現象
冬の寝室では、目に見えない温度差が生まれています。
冷たい空気は温かい空気よりも重く床へ沈み込み、その結果、床付近の温度は天井付近より 1〜3℃低くなることもあります。
さらに、人の体温は上方向だけでなく、接しているマットレス側からも静かに失われていきます。
つまり、上からの寒さ対策が万全でも、下からの冷えを遮れていなければ寒さは残る——
そんな構造になっているのです。

「背中の寒さ」を断ち切る、ベッドパッド(敷パッド)という選択
ここで見直したいのが、ベッドパッドの役割です。
敷パッドは、寝心地を良くするためだけのものではありません。
体とマットレスの間に一枚入ることで、次のような体感温度に直結する働きを担います。
- 背中側から逃げる熱を抑える
- 体と寝床の間に、空気と湿度の層をつくる
- 明け方の冷え戻りを起こしにくくする
「羽毛ふとんも毛布も使っているのに寒い」と感じる場合、
この背中側の環境が整っていないケースは少なくありません。

なぜ、敷パッドには「羊毛(ウール)」が向いているのか
敷パッドにはさまざまな素材がありますが、冬の背中の寒さ対策として、
物性の面から見て理にかなっているのが羊毛(ウール)です。
羊毛は、繊維の中に空気を含み断熱性が高いことに加え、
湿気を吸って外へ放出する性質を持っています。
そのため、単に温めるのではなく、
熱を逃がしにくく、蒸れによる冷え戻りも起こりにくい環境をつくることができます。
素材別|敷パッドの保温性比較(冬)
| 素材 | 保温性 | 調湿性 | 冬の背中の寒さへの適性 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 羊毛(ウール) | ◎ | ◎ | 非常に高い | 断熱と湿度調整を同時に行える |
| キャメル毛 | ◎ | ○ | 高い | 保温性が高いが製品数は少なめ |
| 羽毛入り | ○ | ○ | 中程度 | 体圧で潰れやすい |
| 綿(コットン) | △ | ○ | 低〜中 | 吸湿性はあるが断熱性は控えめ |
| ポリエステル中綿 | △ | △ | 低い | 軽いが熱が逃げやすい |
| 高反発樹脂系 | △ | ◎ | 低い | 通気性・体圧分散重視の設計 |
※感じ方には、体質や住環境による個人差があります。
ベッテンスタジオの羊毛ベッドパッドは、 商品ページにてご紹介しています →
住環境に合わせて「寝床の土台」を整える
背中の寒さ対策としてベッドパッドは有効ですが、住環境によっては床からの冷えが影響していることもあります。
たとえば、
1階の寝室、フローリングにマットレスを直置きしている、冬になると床がとくに冷たく感じる——
こうした環境では、床断熱を併せて考えることが有効です。
- マットレス下にコルクなどの断熱材を入れる
- すのこやベッドフレームで空気層をつくる
こうした工夫は、寝床全体の冷えを抑えるための土台づくりになります。
ただし、体感温度を直接左右するのは、あくまで体に最も近い「背中側」。
床断熱とベッドパッドは、役割の異なる対策です。
- 床断熱:床から伝わる冷気を抑え、寝床全体の冷えを軽減
- ベッドパッド:背中側の体感温度と湿度を整える
状態に合わせて組み合わせることで、無理のない寒さ対策ができます。
今あるものでできる、静かな工夫
「寒さは感じているけれど、すぐに買い足すのは難しい」という方は、
使っていない毛布やタオルケットを一枚、下に敷くことをおすすめします。
それだけで背中から逃げる熱が抑えられ、体感温度が変わることがあります。
また、足元に湯たんぽを置くことも、血流を促し、全身を温めやすくする理にかなった方法です。
あたたかさは、「重ねる」より「整える」
寒さを感じたとき、私たちはつい“足し算”で解決しようとします。
けれど本当に大切なのは、今ある熱を守り、活かすことです。
どこが冷えているのか。なぜ寒いのか。
その原因を見つめ、必要な場所に、必要なだけ手を入れることが、寒い夜を穏やかな時間に変えてくれます。
静かに整えた寝床で、冬の夜が、少しでも暖かいものになりますように。
よくあるご質問(FAQ)
「SNOW FLEUR(スノーフルール)」開発ストーリー|白に宿る、静かなる陰影。
「寝具は、真っ白が落ち着きます」
長年、多くのお客様と向き合うなかで、何度となく耳にしてきた言葉です。
飾り気のない白。まっさらな白。
その一色がベッドに広がるだけで、空間が整い、心までも静かに落ち着いていく。私たちも、その白がもつ力を、これまでの経験からよく知っています。
けれど同時に、白を好まれる方ほど、ほんのわずかな違いや、ささやかな表情にも敏感であることを感じてきました。
「白の清潔感はそのままに、ほんの少しだけ、奥行きややわらかな華やぎがあったなら——」
そんな感覚に寄り添うかたちで生まれたのが、「SNOW FLEUR(スノーフルール)」シリーズです。
色を足さず、白を深くするという選択
SNOW FLEURの特徴は、色を使わないことにあります。真っ白なサテン地に、あえて同じ白の糸だけで刺繍を施しました。
色で印象を変えるのではなく、糸の重なりによって生まれる、光と影のわずかな差。その静かな変化が、白に奥行きを与えます。
主張するための装飾ではなく、寝室という空間に自然に溶け込む表情をつくること。
それが、このシリーズの出発点でした。

数多の試作の中から、選び抜かれた「ひとつの白」
白という限られた条件のなかで、私たちがモチーフの手がかりとしたのは、ヨーロッパのアンティークリネンに見られる、「白糸刺繍」や「カットワーク」の、慎ましくも凛とした佇まいでした。
それらは、装飾そのものを誇るためのものではありません。使われる時間や空間に、静かに寄り添うためにつくられてきた意匠です。
白の中に、心地よい秩序を与え、光によって、その表情がふっと立ち上がる——。
そのイメージを、長く使い続けられる寝具として形にするため、刺繍糸の太さや密度、陰影の出方を微細に変えながら、幾枚ものサンプルを製作しました。
その中で、スタッフ一同が満場一致で選び取ったのが、「白の静けさをそのまま立体にした」——そんな印象を与えてくれた、この一枚です。

ポルトガルの職人技が支える、繊細な表情
この繊細な意匠を形にしているのは、刺繍文化が深く根づくポルトガルの工場です。
修道院の手仕事をルーツに持つマデイラ刺繍など、長い歴史のなかで培われた審美眼と、現代の精密な技術が共存する土地で、SNOW FLEURは生まれます。
白は、丁寧に向き合うほどに難しさが浮かび上がる色。触れたときに、ほんのわずかに感じる凹凸。遠目には無地のようでいて、近づいたときに、ふと気づく奥行き。
そうした私たちの細かな要求を形にするには、職人たちの「手の感覚」が、必要不可欠でした。
SNOW FLEURの白は、彼らの真摯な積み重ねによって支えられています。
白を愛する方にこそ、手に取ってほしい一枚
レースや刺繍がお好みの方だけでなく、これまで白無地を選び続けてきた方にも、新しい白の楽しみ方としてお届けしたいシリーズです。
毎日の延長線上にある、控えめな贅沢。整えたベッドを眺めたときの、静かな満足感。
SNOW FLEURが目指したのは、そんな大人の感性に、そっと寄り添う一枚です。

SNOW FLEUR 掛けふとんカバー
(2026年1月22日 再入荷)

SNOW FLEUR ベッドスプレッド
(2026年1月22日 再入荷)
SNOW FLEURは、 写真ではどうしても伝えきれない表情を持つ生地でもあります。 陰影や立体感は、光の入り方によって印象が変わります。
レンズ越しでは捉えきれなかった、その細やかな表情を、ぜひ店頭でご確認いただければ幸いです。
冬の寝汗に、今日からできる5つの工夫
冬なのに、ふと目が覚めるとパジャマやシーツがしっとり。
そんな経験はありませんか。
前回の記事では、この「寒いのに暑い」という冬特有のちぐはぐさについて、
体温調節のしくみや寝具・湿度の影響をもとに整理しました。
それでも、汗をかく・夜中に蒸れて起きる・朝はひんやり冷えている——
そんな不快感が続く方は少なくありません。
今回は、海外で取り入れられている “少しユニークだけれど理にかなった” アプローチ を5つご紹介します。
どれも、体の仕組みに寄り添ったやさしい工夫。
心地よく眠るためのヒントとして、どうぞ気軽に取り入れてみてください。
①ミント入りの“足湯”で、体に「熱の逃げ道」をつくる

お寒い夜は、足元を温めすぎることで “熱の逃げ場” がなくなり、体が余計に汗をかいてしまうことがあります。
ヨーロッパでは、寝る前にごく短時間、ミント入りの水に足を浸す自然療法があります。
足裏は熱を逃がすのが得意なパーツ。放熱を促すための、シンプルで理にかなった方法です。
やり方
1. ぬるま湯で足を洗い、清潔に
2. 洗面器に水を張り、ミントオイルを一滴
3. 足首までを30秒〜1分だけ浸す
② 手のひら&足裏の「クールダウン」

アメリカの睡眠研究では、手のひらや足裏といった“末端の温度変化”が、体温調節やリラックスの働きに影響することがわかっています。この仕組みを応用し、就寝前に手足を“軽く冷やす”と、体の熱が逃げやすくなり、気持ちが落ち着きやすいと感じる方もいます。
やり方
1. 寝る30〜60分前に、保冷剤をタオルで包んで軽く握る(1〜2分)
2. 足裏に当ててもOK
スキンケア中や入眠前の静かな時間に取り入れてください。
③ セージティーで、“自然の力”で汗を鎮める

ヨーロッパのハーブ療法では、セージが“発汗のゆらぎ”に用いられることがあります。
更年期のホットフラッシュ対策として取り入れる方もいるなど、昔から親しまれてきたハーブのひとつです。
ただし、科学的根拠はまだ十分ではなく、体質により合う・合わないがあります。
やり方
1. オーガニックのセージティーをぬるめに淹れる
2. 寝る1時間前にゆっくり飲む
※ 妊娠中・授乳中・高血圧の方は注意が必要です。
④ サーキュレーターで、寝室の「こもり汗」を防ぐ

寝汗の原因は、体の内側だけではありません。
寝室の空気の“滞り” が影響していることもあります。
天井付近にこもった暖かい空気がゆっくり降りてくると、頭まわりが蒸されるように暑くなってしまうことも。サーキュレーターを天井方向へ向けて弱風で回すだけで、空気がやさしく循環し、熱のこもりが減っていきます。
⑤ “ボディスキャン瞑想”で、汗のスイッチをオフ

寝汗には “心の緊張” が影響していることも少なくありません。
海外の睡眠療法では、ボディスキャン瞑想が使われることがあります。
YouTubeやアプリには、音声ガイドつきも多く揃っており、寝ながらできるため、取り入れやすい方法です。
1. ふとんに入って目を閉じる
2. 足先 → ふくらはぎ → お腹 → 胸 → 肩 → 顔…と意識を移動
※ ただ“ある感覚”を感じるだけ。評価しないのがポイント。
眠りの知恵は、もっと自由で、やさしくていい
寝汗は、体が懸命に体温を調節しようとしているサインでもあります。
“間違っている”わけではなく、ただ少し頑張りすぎているだけ。
今回ご紹介した5つの方法は、どれも自然の仕組みに沿った、優しいアプローチです。
「知らなかったけれど、なんだか理にかなっている」
そんな感覚を大切にしながら、お気軽に試してみてください。
そして、もし寝具の選び方や環境づくりで迷われたら、お気軽にBetten-Studioへご相談ください。
季節や体質に合わせた“静かに眠れるための一枚”を、丁寧にご提案いたします。
よくあるご質問(FAQ)
寒いのに暑い——冬の“ちぐはぐ感”はどうして?
12月。空気は冷たく、手足は冷えてしまうのに、布団に入ると暑さを感じる。
「寝入りは寒いのに、夜中は蒸れて起きてしまう」
「朝は妙に冷えている」
そんな“ちぐはぐ”な感覚を訴える方は、実は多くいらっしゃいます。今日は、そのしくみをわかりやすく整理しながら、心地よく眠るためのヒントをお届けします。
冬の夜が「暑くて寒い」——考えられる原因はこの4つ
1. 手足の冷えによる体温調整の乱れ
眠りに入るためには、深部体温(体の中心の温度)をゆるやかに下げることが大切です。しかし、手足が冷えていると、体は深部体温を保とうとして熱を逃がさないモードに入ります。
その状態でさらに体が温められると、一気に温まりすぎてしまい、その反動で汗をかきやすくなることがあります。
2.急な寒暖差による視床下部の混乱
体温調節を担う脳の“視床下部”は、“体温の急激な変化” を敏感に感じ取ります。
そのため、外で冷えたあと急に暖かいふとんに入ると、視床下部は「温まりすぎている」と判断し、汗をかくよう指示を出します。
これが、「布団に入って少しすると急に暑くなる」「汗ばんでしまう」
といった寝入りの汗(入眠時発汗)が起きやすくなる理由のひとつです。
3. 更年期・自律神経の揺らぎ
50代以降の女性には、更年期によるホットフラッシュや自律神経の乱れが重なりやすくなり、体温の感じ方が大きく揺れやすいといわれています。
4.ふとんの中の“湿度”が高い
ふとんの中にこもる“湿度”は、季節を問わず眠りの質に影響します。ただし冬は、汗が冷えて“寒さ”につながりやすいため、影響がより表れやすい季節です。

「寒くて暑い」夜を整える、3つの見直しポイント
① 最初の“温めすぎ”を避ける
冷えが気になると、厚手の靴下や電気毛布に頼りたくなります。ただし、睡眠中の使用は熱がこもりやすくなり、 「寒さ → ほてり → 汗 → 蒸れ → 冷え」 の悪循環が起きやすくなります。
電気毛布を使用する場合は、低〜中温で設定し、寝る前はオフに。睡眠時の靴下の着用は避けて、
手足の“グーパー運動”など軽い血流アップで自然に温めるほうが、眠りがスムーズです。
② 「湿度の質」を整える
冬の寝室は乾燥しがち。乾燥しすぎると、体は“潤そう”と汗を増やすことがあります。加湿器や濡れタオルの活用で、空気のバランスを整えてみてください。
快適な睡眠の目安
- 室温:18~20℃
- 湿度:50~60%
③ 肌に触れるものは“呼吸する素材”を使用する
パジャマ・シーツ・枕カバーなど、肌に直接触れるものほど調湿性が大切です。
天然素材(コットン・ウール)は、からだと空気の循環を助け、「暑い時は逃がし、寒い時は保つ」という穏やかな働きをしてくれます。
科学的な裏づけ
オーストラリア・シドニー大学とウールマーク社の共同研究では、ウール素材を身につけたグループが、もっとも入眠がスムーズで睡眠の質が高かったという結果が報告されています。調湿性の高さが理由と考えられています。
※出典:Chow CM, et al. (2019) The impact of sleepwear fiber type on sleep quality under warm ambient conditions. Nature and Science of Sleep
冬の体は、少しだけ頑張りすぎているだけ
「寒いけど、夜中に暑さを感じる」
「温まっているのに、どこか冷えている」
そんな二重の不調は、体が体温を整えようとする中で起きる自然な反応です。
眠りの環境を少し見直すだけで、冬の夜はぐっとやさしく整っていくもの。
今夜もどうか、静かで心地よい時間をお過ごしください。
よくあるご質問(FAQ)
-
寝室の湿度が低いと、逆に寝汗が増えるって本当ですか?
-
これは意外に知られていませんが、本当です。
空気が乾燥しすぎていると、体は“乾きを補おう”として汗を増やすことがあります。
冬に「暑くて目が覚める」「寝汗をかく」背景には、湿度の不足が隠れていることも。
-
電気毛布や湯たんぽは使っても大丈夫?
-
どちらもお使いいただけますが、長時間高温であたため続けないことが大切です。
電気毛布は寝る前だけ“弱〜中”で使い、入眠時にはオフに。
湯たんぽも布団を少し温める目的なら睡眠に影響は少ないですが、熱いまま足元に置き続けると深部体温が下がりにくく、途中で暑さや汗につながることがあります。どちらの場合も、天然素材のシーツや敷きパッドと合わせると湿気がこもりにくく、より快適です。
-
靴下を履いて寝ると、かえって暑くなるのは本当ですか?
-
はい。手足は体温調節に重要な“放熱ポイント”のため、靴下で覆いすぎると熱が逃げにくくなり、寝入りに暑さや寝汗が出やすくなります。
どうしても足先が冷える場合は、ルームソックスを入眠まで履いて、眠る直前に脱ぐなど、調整しやすい方法がおすすめです。
-
冬なのに寝汗をかく場合は、どの寝具を見直すべきですか?
-
まず見直したいのは、「掛けふとん」と「肌に触れるもの」です。
調湿性の高い素材を使うことで、“寒いのに暑い”というちぐはぐ感が落ち着きやすくなります。近年は住宅の気密性・断熱性が高まり、寝室が外気の影響を受けにくくなったため、
本掛けよりも “合掛け”を基準にして、寒い日は毛布を1枚足す という方も増えています。
ご自身の体感に合わせて無理なく調整できるので、冬の気温差にも対応しやすい組み合わせです。「何から変えると違いが出ますか?」というご質問には、まずは 肌に直接触れる“カバー類”やパジャマが取り入れやすくおすすめです。
羽毛ふとんと毛布、どちらが上?
冷え込みが深まる季節になると、ふと気になる「羽毛ふとんと毛布の順番」。
旅館のスタイル、家族に教えられた使い方、長年の習慣……。
同じ“あたたかさ”を求めていても、その答えは人によってさまざまです。
せっかくなら、羽毛布団の力をいちばん引き出せる順番で眠りたいもの。
今回は、科学的な根拠・専門家の見解・毎日の暮らしの実感をもとに、
“本当にあたたかく眠れる組み合わせ”を丁寧に紐解いていきます。
羽毛ふとんの温かさは、「羽毛そのもの」ではなく“空気の層”がつくるもの
羽毛ふとんの中に詰められているダウンは、自ら発熱するわけでも、強い保温力を持つわけでもありません。
温かさの源になっているのは、ダウンがふくらみながら抱え込むたっぷりの空気です。
羽毛は、一本一本が弾力のある枝分かれ構造をしており、その隙間に空気を保ちやすいのが大きな特徴。
その空気が体温でゆっくりとあたためられ、
“断熱材となる空気の層”が生まれることで、ぬくもりが続いていきます。
これは、ダウンジャケットとまったく同じ仕組みです。
- ダウンジャケット自体が熱を生み出すのではない
- 体温であたためられた空気が、外気を遮断してくれる
- その空気の層がふっくらしているほど、あたたかい
羽毛布団も同様に、中の空気の層がしっかり保つことが、あたたかさの鍵。
そのためには、
体温が羽毛にダイレクトに伝わる位置に羽毛布団があることがとても大切になるのです。

順番によって、羽毛布団の働きは大きく変わる
この構造をふまえると、重ね方によって保温性は大きく変化します。
● 毛布 → 羽毛布団 → 体(=羽毛ふとんが下)
体温が羽毛に直接伝わり、空気の層がしっかり育つ
→ 上に重ねた毛布が外気を遮断し、あたたかさを閉じ込める
● 羽毛布団 → 毛布 → 体(=羽毛ふとんが上)
毛布が体温を遮断し、羽毛ふとんに熱が届きにくい
→ 羽毛ふとんの本来の力が発揮されにくい
つまり、羽毛ふとんは体側、毛布は外側という構造の方が、理にかなっていることが分かります。
研究機関の判断は? ― 毛布は「上」がよりあたたかい
羽毛布団と毛布の組み合わせについては、いくつかの研究や実験でも検証が行われています。
その多くが共通して示しているのは、「羽毛ふとんを体側に、毛布を上に重ねた方が保温性が高い」という結果です。
京都工芸繊維大学の生活科学研究では、
羽毛ふとんを体に近い位置に置いた方が、内部の空気の層が安定し、保温性が高まることが報告されています。
また、日本医事新報社の検証では、
毛布を体側にして羽毛布団を上に重ねた場合、羽毛布団内部の空気層が十分に働かず、
保温性が約60%まで低下した例が紹介されています。
これらの研究はいずれも、
“羽毛ふとんは体温を直接受け取る位置にあるほどパフォーマンスを発揮する”
という点で一致しています。
ベッテンスタジオとして大切にしている視点 ― “寝具を長く良い状態で使うために”
保温性の観点からに加え、ベッテンスタジオがもうひとつ重視しているのが、
寝具を長く、清潔で、快適に使い続けるための“メンテナンス性”です。
羽毛ふとんも毛布も、どちらも頻繁に洗える素材ではありません。
だからこそ、汗や皮脂が直接触れにくい構造をつくることが、寝具を長持ちさせるうえでとても重要になります。
羽毛ふとんは掛けふとんカバーで守られているため、汚れがつきにくく、
必要なときはカバーだけを気軽に洗うことができます。
一方、毛布(特にカシミヤやアルパカなど上質な天然素材)は、
日常的なお手入れには繊細さが求められます。
そのため、ベッテンスタジオとしては
クリーニングの手間や素材への負担も考えると、「毛布が上・羽毛ふとんが下」をおすすめしています。
ただし、最後に大切なのは“あなたが心地よく眠れること”
ここまでご紹介した内容は、研究データと私たちの実感をもとにしたひとつの答えです。
ですが、睡眠はとても個人的なもの。
体質、住環境、感じ方によって、最適な組み合わせは人それぞれです。
どうか、ご自身の感覚に耳を澄ませながら、
いちばん心地よく眠れる組み合わせを見つけてくださいね。

よくあるご質問(FAQ)
-
毛布に「裏表」や「上下」はありますか?
-
基本的には、毛布に明確な裏表・上下の決まりはありません。
多くの毛布は両面が同じように仕上げられており、どちらを肌側にしても機能や保温力に大きな違いはありません。
-
毛布の寿命はどれくらいですか?
-
素材によって異なりますが、一般的には5〜10年程度が目安です。
化繊は比較的短め、ウールやカシミヤなど天然素材は、丁寧に扱えば10年以上使えることもあります。「厚みが戻らない」「ざらつきが出る」「においが取れない」などの変化が出てきたら、買い替えをご検討ください。
-
毛布を使用していても寒さを感じる場合はどうしたらいいですか?
-
羽毛ふとんのキルティングが体に沿っておらず、すき間から冷気が入っていたり、体の下側の保温が足りていない可能性があります。
その場合は、襟元をつくる(ふとんを少し内側に折り返すと冷気が入りにくい)、下からの冷気を遮断するために、ベッドパッドを見直して厚めのものに替える、余っている毛布やタオルケットを「敷き側」に一枚足すのもおすすめです。
-
どんな種類の毛布でも「羽毛ふとんの上(外側)」でいいですか?
-
基本的にはどの毛布でも羽毛ふとんの上がおすすめです。
家庭で洗える毛布の場合は、体側にしても問題ありませんが、
羽毛ふとんの空気の層を妨げないという意味では、外に重ねる方が保温性は安定します。
-
毛布が重くて眠りにくいのですが、どうすればいいですか?
-
重さが気になる場合は、軽いフリースケット、スローケットを羽毛ふとんの上にふわっと重ねるだけで、保温性を高めることができます。
大切なのは「冷気を防ぎ、羽毛ふとんの温かい空気層を守ること」。素材が軽くても、その役割を果たせばしっかりと温かさが保たれます。また、掛け布団カバーの素材を見直すのもひとつの方法です。
ジャージー素材は、サテンよりも暖かく感じやすく、毛布を使わずに調整できることもあります。
タオルケットが苦手な方へ。涼しくて軽い、夏のおすすめ寝具。
「タオルケットが苦手…」意外と多い、その声
「体にまとわりついて暑い」
「寝返りのたびに巻きついてイライラする」
「汗で重くなる気がする…」
夏の定番とされるタオルケットですが、実は「タオルケットが苦手」と感じる方も少なくありません。汗ばむ季節は、素材や織り方ひとつで寝心地が大きく変わるもの。今回は、そんなお悩みに寄り添う、“タオルケット以外”の快適な選択肢をご紹介します。

夏寝具に本当に求められるのは「涼しさ」と「軽やかさ」
夏の寝苦しさの原因は、実は「温度」よりも「湿気」と「重さ」。
人は一晩でコップ1杯分(約200〜300ml)の汗をかくと言われており、湿度が高いと汗が蒸発しづらく、熱がこもりやすくなります。
また、寝具が重いと、無意識のうちに寝返りが減ったり、体が緊張した状態が続いてしまうことも。
だからこそ、寝汗やムレを逃がす「通気性」と、掛けていることを忘れるような「軽やかさ」が、夏の快眠には欠かせないのです。
(出典:独立行政法人労働者健康安全機構「睡眠と環境に関する研究報告」、睡眠医療専門誌ほか)
ベッテンスタジオがおすすめする「タオルケットが苦手な方に向けた」夏の寝具
① コットンケット
一般的なパイル地ではなく、平織りやワッフル状の立体構造で織られたケット。肌離れがよく、ムレにくい工夫がされているため、「包まる感じ」が苦手な方に最適です。
② ニットケット
織りに比べて目が粗く、編み目の間に空気の通り道があるため、ほどよく通気性があり、ふんわりとした風合いが特長です。編み素材ならではのやわらかさと伸縮性があり、動きに合わせてやさしく寄り添う感覚を好まれる方も。
暑くて何も掛けたくないけれど、何もないのは少し心もとない…という方には、クオーターサイズのニットケットもおすすめです。
③ リネンケット・掛けカバー
シャリ感のあるリネン素材は、汗をかいてもサラサラの肌ざわり。自然素材ならではの心地よさで、爽やかに眠りたい方におすすめです。
④ 羽毛ふとん(肌掛け)
上質なダウンを使った、夏用の薄手の羽毛ふとん。湿気を逃しながらも適度な保温性があり、冷房が効いた室内でも快適。驚くほど軽やかで、タオルケットよりも快適という声も多く聞かれます。
人によって快適さは違うから
「夏の寝具=タオルケット」と思い込まず、体質・寝室環境・好みに合わせて、自分に合った一枚を選ぶことが大切です。
「タオルケット以外の夏の寝具が欲しい」――そんなお客さまの声から生まれた、素材・織り・肌ざわりにこだわった夏寝具を、ベッテンスタジオでは多数ご用意しています。
「どれを選べばいいかわからない」
そんな時は、店頭でもオンラインでも、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの快適な夏の眠りを、スタッフが丁寧にサポートいたします。

サマーケット一覧はこちら↗︎
羽毛ふとん(肌掛け)一覧はこちら↗︎
よくあるご質問(FAQ)
-
タオルケットが苦手なのですが、どれを選べば快適に眠れますか?
-
「肌にまとわりつく」「重く感じる」といったお悩みには、通気性が高く、肌離れの良いコットンケットやリネンケットがおすすめです。肌寝返りのしやすさや、肌ざわりに違いがありますので、体質やお好みに合わせてお選びいただけます。
-
真夏に羽毛ふとん(肌掛け)を使っても大丈夫ですか?
-
はい。夏用の「羽毛ふとん(肌掛け)」はとても薄手で、湿気を逃がしながらほどよく体を包みます。軽やかでムレにくく、冷房が効いた寝室でも快適にお使いいただけます。
-
リネン素材はチクチクしませんか?
-
ベッテンスタジオで扱うリネン素材は、高品質な麻素材を使用し、仕上げも柔らかさにこだわっています。チクチク感の少ない、素肌に心地よい風合いをぜひ体感してください。
-
夏用の寝具は洗濯できますか?
-
はい、すべての夏用の寝具は洗濯可能です。ただし素材によって適した洗い方が異なります。
コットンケットやニットケットは、ご家庭での洗濯が可能なものが多く、「やさしい洗い」やネット使用がおすすめです。
羽毛ふとん(肌掛け)は、専門クリーニングを推奨しています。
詳しくはケアラベルをご確認いただくか、お気軽にご相談ください。
-
店頭で実物を見たり、相談することはできますか?
-
百貨店や直営店では、実際に素材を触れてお確かめいただけます。また、お電話やオンラインでもスタッフがご相談を承っております。お気軽にお声かけください。
夏の夜、羽毛ふとんってアリ?
“肌掛け羽毛ふとん”という快眠の選択肢
「夏に羽毛ふとんなんて…」と思われるかもしれません。
でも、実は“夏に最適な羽毛ふとん”があるのをご存知でしょうか?
それが「肌掛け羽毛ふとん」。
今回は、この肌掛け羽毛ふとんの特徴と、夏の夜を快適に眠るためのポイントをご紹介します。
快眠のカギは「温度」と「湿度」のバランス
夏の夜は気温が高く、汗もかきやすいため、寝苦しさを感じやすい季節です。エアコンで冷やすと寝やすくはなりますが、冷えすぎたり、乾燥が気になるという声もよく耳にします。
大切なのは、体を冷やしすぎず、余分な湿気をしっかり逃がすこと。つまり、快眠には「温度と湿度のバランス」がとても重要です。
タオルケットでは物足りない夜に、「肌掛け羽毛ふとん」
エアコンをつけたまま寝ると「タオルケットでは寒くて起きてしまった」という経験がある方も多いのではないでしょうか?
そんなときにちょうどよいのが、「肌掛け羽毛ふとん」。普通の羽毛ふとんと比べて中身の羽毛量が少なく、とても軽やか。 ふんわりと体を包みながら、ムレを抑えてさらっと快適な使い心地です。
羽毛には、汗や湿気を吸って外へ逃がす優れた調湿機能があります。夏場でも寝汗が気になる方には、特におすすめの素材です。

夏の眠りを、もっと快適に
近年では、肌掛けは、季節の変わり目や夏の定番アイテムとなっており、多くのお客様から「夏に肌掛けを試してみたらすごく良かった」とのお声をいただいています。暑さ対策に加えて、体の冷えすぎ防止や、汗によるムレ感の軽減にも、とても役立つアイテムです。

とはいえ、正解はひとつではありません 。
「夏こそ羽毛ふとんがいい!」と決めつける必要はありません。お一人おひとりの体質や冷房の使い方、寝室の環境によって、快適な寝具は異なります。
たとえば…
- 暑がりな方には、汗で張り付きにくい織りのコットンケット
- クーラーなしで眠る方には、タオルケット
- 寒がりの方には、タオルケット+薄掛けの重ね使い
- 冷房をつけて寝る方には、羽毛ふとん肌掛けのように調湿と温度を重視した組み合わせ など
その方に合った「ちょうどいい」を一緒に見つけるのが、私たちの仕事です。
お気軽にご相談ください
もし寝苦しさや寝冷えにお悩みがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。私たちが、あなたにぴったりの夏寝具をご提案いたします。店頭やお電話では、体質・お部屋環境・ご予算などに合わせた寝具選びのご相談も承っています。「ちょっと聞いてみたいだけ」という方も、ぜひお気軽にお声がけください。
肌掛け 羽毛ふとんの一覧はこちら↗︎



