ポーランド・ドイツ農場視察 Vol.2
ポーランドからドイツへ移動した翌日は、ドイツ南東部バイエルン州郊外の農場へ。
のどかな丘陵地帯を進んでいくと丘の上に農場が見えてきました。
とにかく敷地が広大で、飼育されているグースはなんと25,000羽あまり。
この地方では最大級の規模だそうです。
繁殖から卵の孵化、飼育すべて一貫生産、餌までも全て自給で賄っているのだそうです。卵を機械で温め、32日で孵化。その後生まれた時期ごとにエリアを分けられ、のびのびと育てられています。グースの雛も見る事が出来ました。
パワーのあるダウンを蓄えた成鳥へと育ち、20週間で出荷されます。一部はこの農場内で処理され羽毛の洗浄や、選別作業もしています。
午後はそこから100キロほど移動し、着いたのは山あいにたたずむお屋敷。
次に訪れたのはこの地域の領主さまが営む農場でした。
先ほどの丘陵地帯の農場とは違い森の中にあります。
ここの特徴はなるべく鳥たちにストレスを与えることなく育てる事。
編みで囲われた広い敷地には日光から守るために木々があり、水浴びできる川もあり一つのエリアに適度な数しか入れないので、ゆったりのびのび育ちます。
飼育している数は多くはありませんが、その分大切に育てられ良質なグースが育つのです。
心なしかここのガチョウは品があるようにも見えました。
良質なダウンと言えばポーランドなどが有名ですが、今回の視察によりドイツでもそれに劣らないすばらしい環境のなかでグース飼育がされているのがわかりました。
ドイツ産グースダウンはベッテンスタジオ羽毛布団の主力のラインナップを成すでしょう。
駆け足で2か国4か所の農場視察をしましたが、どこも特徴があり、得るものの多い視察となりました。
今後もお客様に自信を持ってお勧めできる製品をお取り扱いするため、様々な農場や工場を視察をさせていただこうと思っております。
可能な限り、皆さまにもご報告させていただきますのでお付き合いいただけたら幸いです。
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